情報過多の時代に贈る、心と体を守るための「東洋の知恵」
新しい年が始まると、「今年こそは健康的な生活を送りたい」と決意する方も多いのではないでしょうか。しかし、SNSやテレビには「〇〇が体にいい」「××は食べるべきではない」といった情報が溢れ、何を信じればいいのか分からなくなってしまう——そんな“健康迷子”に陥っている人が増えています。
そんな時代に向けて、「外側の正解」を求めるのではなく、「自分の内側の軸」を整えることを提案する一冊が登場します。2026年1月31日に発売される『自分の軸を整える、教養としての薬膳〜東洋の叡智が示す、心と体と生き方のバランス(依田恭平 著)』です。
本書が提唱するのは、単なる栄養学としての食事術ではなく、東洋医学の哲学に基づいた「教養としての薬膳」です。難しい理論や手に入りにくい特別な食材は必要ありません。今の自分の状態に気づき、身近なものでバランスを取るための、一生モノの知恵が詰まっています。
延べ5万人以上の臨床経験から辿り着いた「本来の自分へ還る」方法
著者の依田恭平氏は、国際薬膳茶師であり、株式会社薬膳の極みの代表取締役を務める人物です。もともとは柔道整復師として治療の現場に立ち、延べ52,000人以上の体調不良と向き合ってきました。その豊富な臨床経験の中で、依田氏は一つの重要な真理に辿り着きます。それは、「人は身体のケアだけでは整わない。心や生き方、生活のリズムまで含めて整える必要がある」ということです。
東洋医学では、体と心は密接に繋がり、常に揺れ動くものだと考えます。本書では、不調の原因を「体質・心・生き方のバランス」の崩れとして捉え直し、多角的なアプローチで改善に導くヒントを紹介しています。不眠や疲労、冷え、便秘といった誰もが抱える身近な悩みを例に、自分に合った整え方を具体的に示してくれます。
「何を食べるか」よりも「どう在るか」
本書のメッセージで最も印象的なのは、「他人の正解を探すのをやめる」という点です。巷の健康法に自分を無理やり当てはめるのではなく、まずは自分の体が何を感じているのか、その感覚を信じる力を取り戻すことを説いています。
ページをめくるごとに、「無理をして正解を探さなくていいんだ」と肩の力が抜けていくような、温かい語り口も本書の魅力の一つです。薬膳を、特別な贅沢やストイックな制限としてではなく、自分の真ん中に戻るための「心地よい習慣」として捉え直すことができます。
暮らしの真ん中に“整える文化”を
全6章で構成される本書は、自分の体のメカニズムを知るところから始まり、最後には具体的な悩み解決編、さらには薬膳Q&Aまで、初心者でも手に取りやすい構成になっています。
第1章・第2章: 自分の体と心のバランスが、人生にどう影響するかという「理屈」を紐解く。
第3章・第4章: 薬膳の基礎知識と、具体的な整え方のステップ。
第5章・第6章: 「食べることは生きること」という哲学と、個別のお悩み解決。
著者の依田氏は、現在「整えるを、暮らしの真ん中に」という理念のもと、養生教育や茶瞑想の研究、生き方としての東洋医学の実践を広げています。本書はその集大成ともいえる一冊であり、慌ただしい現代社会を生きる私たちにとって、心の平穏と体の活力を取り戻すための羅針盤となってくれるでしょう。
「健康になりたいけれど、頑張りすぎて疲れてしまった」という方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。薬膳を通して、自分自身の「軸」を見つける旅を始めてみませんか。
【書誌情報】
タイトル: 自分の軸を整える、教養としての薬膳〜東洋の叡智が示す、心と体と生き方のバランス
著者: 依田恭平(国際薬膳茶師)
発売日: 2026年1月31日(土)
価格: 1,760円(税込)
出版社: 游藝舎
予約: Amazonほかにて受付中
【著者プロフィール】
依田恭平(よだ きょうへい)
株式会社薬膳の極み 代表取締役。柔道整復師の臨床経験を経て国際薬膳茶師を取得。独自の自然哲学(Nature Alignment)を軸に、NHKジャーナル出演やセミナー登壇など、多方面で“整える文化”の普及活動を行っている。