【連載第2回】書籍1冊で数億円の新規取引を獲得!出版起点ブランディングの驚異的な効果~『パーパス戦略のための出版マーケティング パブリッシング ブランディング』

【連載第2回】書籍1冊で数億円の新規取引を獲得!出版起点ブランディングの驚異的な効果~『パーパス戦略のための出版マーケティング パブリッシング ブランディング』

実際に書籍出版で数億円の新規取引を獲得した企業の事例を紹介。「教育収益+商品・サービス販売収益」のWインカム構造と、なぜ書籍が最強の営業ツールになるのかを具体的に解説します。


書籍が生み出す「信頼の連鎖反応」とは?

「書籍を出版してから、これまでアプローチできなかった大手企業から直接問い合わせが来るようになった」「1冊の本がきっかけで、年間売上の3倍に相当する案件を受注できた」
これらは決して誇張された成功談ではありません。書籍出版を戦略的に活用した企業が実際に体験している現実です。なぜ書籍にはこれほどまでの威力があるのでしょうか?

その秘密は「信頼の連鎖反応」にあります。書籍という形で知識やノウハウを体系化し、一般に公開することで、著者である経営者は「その分野の専門家」として認知されます。この専門家としての権威性が、営業活動では決して得られない深いレベルでの信頼を生み出すのです。

書籍出版は単なる宣伝手段ではなく、企業の専門性と信頼性を証明する「資格証明書」のような役割を果たします。読者は書籍を通じて著者の考え方や価値観を深く理解し、その結果として強い信頼関係が構築されるのです。この信頼関係こそが、従来のマーケティング手法では到達できない高い成約率と長期的な取引関係を実現する原動力となります。

「教育収益+販売収益」のWインカム構造を理解する

書籍出版によるビジネス効果は、単純な商品・サービスの売上向上だけではありません。書籍そのものが収益源となる「教育収益」と、書籍をきっかけとした「商品・サービス販売収益」の二重構造で収益を生み出します。

教育収益の代表例は、書籍の印税収入、講演料、セミナー収入、コンサルティング料などです。書籍で専門性を証明した著者は、講演依頼やセミナー講師の依頼が増加し、従来の本業とは別の収益源を確保できます。これらの教育関連収益は、一度確立されると継続的な収入源となる特徴があります。
一方、販売収益は書籍をきっかけとした本業での売上向上です。書籍を読んだ潜在顧客からの問い合わせ増加、既存顧客からの追加受注、新規取引先の開拓などが含まれます。特に注目すべきは、書籍経由で獲得した顧客の質の高さです。

書籍を通じて企業の考え方や価値観を理解した上で問い合わせをしてくる顧客は、価格競争に巻き込まれにくく、長期的な取引関係を築きやすい傾向があります。これにより、単価の向上と取引の安定化という二重のメリットを享受できるのです。さらに、教育収益と販売収益が相互に補完し合うことで、事業全体の安定性と成長性を同時に実現できる点も大きな魅力です。

実例に学ぶ:書籍が開いた「新市場への扉」

ある中小企業のIT系コンサルティング会社の事例を見てみましょう。この会社の社長は、長年の経験を基に「中小企業のDX推進」に関する書籍を出版しました。書籍では、大手コンサルティング会社では対応しきれない中小企業特有の課題と、その解決方法を具体的に解説しました。

書籍出版後、驚くべき変化が起こりました。これまで接点のなかった地方の製造業や小売業から相談が殺到し、年間で従来の売上を大幅に上回る新規受注を獲得したのです。さらに、書籍を読んだ金融機関の担当者から「顧客企業を紹介したい」という申し出もあり、営業活動の効率が飛躍的に向上しました。

この成功の要因は、書籍によって「中小企業DXの専門家」としてのポジションを確立できたことです。大手企業では手が回らない中小企業市場において、明確な差別化を図ることができました。また、書籍の内容が具体的で実践的だったため、読者である経営者たちは「この人なら自社の課題を理解してくれる」という信頼感を抱きました。

さらに興味深いのは、書籍をきっかけとした「紹介の連鎖」です。満足した顧客が他の経営者に書籍を紹介し、その結果として新たな顧客獲得につながるという好循環が生まれました。この紹介による新規開拓は、従来の営業活動と比較して成約率が格段に高く、営業コストの大幅な削減も実現しています。

なぜ書籍は「最強の営業ツール」になるのか?

従来の営業活動では、初回訪問時に自社の信頼性や専門性を証明することが大きな課題でした。しかし、書籍を持つ経営者は、初回面談の前に既に相手から一定の信頼と敬意を得ている状態でスタートできます。

書籍は24時間365日働き続ける営業マンとも言えます。書店に並んでいる間、Amazon等のオンライン書店で検索される度に、潜在顧客との接点を創出し続けます。しかも、この「営業活動」にかかるコストは、書籍の制作費と流通コストのみです。

さらに重要なのは、書籍による営業効果の持続性です。一般的な広告は掲載期間が終了すれば効果も終了しますが、書籍は長期間にわたって効果を発揮し続けます。特に専門書の場合、10年以上にわたって読み継がれることも珍しくありません。

また、書籍は「紹介営業」の強力な武器にもなります。既存顧客が新しい取引先に自社を紹介する際、「この会社の社長が書いた本があるんです」と言って書籍を手渡すことで、紹介の説得力が格段に向上します。口コミによる紹介営業において、書籍ほど効果的なツールは他にありません。書籍という物理的な「証拠」があることで、紹介される側も安心感を持って検討を進めることができるのです。

デジタル時代における書籍の「逆張り戦略」

デジタルマーケティングが主流となった現代において、書籍出版は一種の「逆張り戦略」として機能します。多くの企業がSNSやWeb広告に注力する中、書籍という伝統的なメディアを活用することで、競合他社との明確な差別化を図ることができます。

情報過多の現代社会において、消費者は無数の情報に疲弊しています。そんな中で、書籍という「厳選された情報」を提供することは、読者にとって大きな価値となります。書籍は編集者による厳しいチェックを経て出版されるため、情報の信頼性が高く、読者も安心して内容を受け入れることができます。

さらに、書籍とデジタルマーケティングを組み合わせることで、相乗効果を生み出すことも可能です。書籍で獲得した権威性を基に、オンラインセミナーやWebコンテンツを展開することで、より幅広い層にアプローチできます。書籍をきっかけとしたメールマガジンの読者獲得や、SNSでのフォロワー増加なども期待できます。

書籍出版は決して古い手法ではありません。むしろ、情報過多の現代だからこそ、その価値が再評価されている戦略的なマーケティング手法なのです。一冊の書籍が持つ「重み」と「信頼性」は、デジタル時代においてこそ、企業の競争優位性を決定づける重要な要素となっています。

次回予告

第3回では、書籍出版から得られる具体的なメリットを詳しく解説します。採用力の向上、社内モチベーションの向上、業界内でのポジション確立など、売上向上以外の多面的な効果について、実例を交えてお伝えします。

パーパス戦略のための出版マーケティング パブリッシング ブランディング

¥ 1,870

出版を起点とした「パブリッシング・ブランディング」は、書籍の内容を核に、さまざまなメディアや活動を通じて企業のパーパスやビジョンを広める手法です。 本を出して終わりではなく、書かれた内容を軸にSNSや講演、イベントなどを通して継続的に発信し続けることが重要となります。 これにより、ブランドの強化、売上拡大、人材獲得といった永続的なアクションを実現するためのヒントを得ることができます。


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著者 潮凪洋介(しおなぎようすけ)
カテゴリ 出版
出版社 ぱる出版
出版日 2025年1月2日
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この本を書いた人
潮凪洋介(しおなぎようすけ)
パーパス 人々の心の壁を壊し、自由な心に変える
職業 著者・出版プロデューサー・講演家・イベントプロデューサー・サードプレイス啓蒙家
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