超高齢社会を迎え、「終活」や「生前整理」という言葉が日常的に聞かれるようになりました。自分にもしものことがあったとき、残された家族が困らないように情報をまとめておきたい——。そう願いながらも、作業の煩雑さや心理的な抵抗感から、なかなか筆が進まないという方も多いのではないでしょうか。
そんな「書きたいけれど、書けない」という切実な声に応える一冊が登場します。絵本や実用書を数多く手掛ける東京書店株式会社は、2026年4月16日(木)、『家族と自分のために書き残したい! 生前整理 安心ノート』を発売いたします。
「ちょうどよさ」を追求した新時代の生前整理
市場にはすでに多くの生前整理ノートやエンディングノートが存在しますが、項目が多岐にわたりすぎて挫折してしまったり、逆に特定のテーマについて書き足りなかったりと、ユーザーの不満も少なくありません。
本書の制作にあたり、東京書店の編集チームが掲げたコンセプトは「家族を困らせない、でも書き手の負担も必要最低限に」というものです。従来のノートに寄せられた「あれもこれも書くのはしんどい」「スペースが細かすぎる」といった意見を丁寧に検証。本当に必要な項目を厳選し、記入しやすく、書き手に優しい誌面レイアウトを追求しました。
単に情報を詰め込むのではなく、書き手の負担を減らしながらも、家族が必要とする重要情報を確実に残せる「ちょうどよさ」が、本書の最大の特徴です。
現代のニーズに応える充実のコンテンツ
本書では、預貯金、有価証券、保険、不動産といった資産情報はもちろん、現代生活において不可欠となったデジタル情報の整理にも配慮しています。
例えば、「電子に関する情報は重要だけれど、ノートに書き残せる性質のものは限られるよね」といった編集部での議論を反映。何でもかんでもアナログで残すのではなく、家族がスムーズにアクセスするために最低限必要な情報に絞って整理できるよう工夫されています。
また、近年の家族形態の変化に合わせ、ペットに関する項目も充実。「ペットって財産じゃなくて家族なんだよな、もっとスペースほしいな」という飼い主の想いを汲み取り、大切な家族の一員であるペットの引き継ぎについても、十分な記載スペースを確保しています。
「明日のための棚卸」として寄り添う一冊
生前整理ノートと聞くと、どうしても「人生の終わり」を連想し、後ろ向きな印象を持ってしまう方もいるかもしれません。しかし、本書はそれを「これからの生活をより有意義なものにしていこうという、明日のための棚卸」と位置づけています。
自分の情報やこれまでの人生観を整理することは、現状を把握し、これからをどう生きていくかを再確認するポジティブな作業でもあります。造本にもこだわり、長く保管するのにふさわしい上質な風合いと、書きやすさを両立。機能性だけでなく、品の良いデザインに仕上げることで、書き手の心理的なハードルを下げています。
家族で未来を語り合うきっかけに
本書は、ご自身で準備を進める方はもちろん、子世代から親世代への贈り物としても最適です。将来のこと、そしてこれまでの感謝について親子で話し合う「きっかけ」として活用してほしいという願いが込められています。
財産や対人関係、趣味嗜好から人生観まで。必要十分なコンテンツがまとめられたこの『安心ノート』は、書く人にとっても、受け取る家族にとっても、まさに「安心」という名のギフトになるでしょう。
【書籍情報】
書名: 家族と自分のために書き残したい! 生前整理 安心ノート
編者: 東京書店
定価: 1,430円(税込)
発売日: 2026年4月16日
判型: 257×182㎜(80ページ)
ISBN: 978-4-88574-780-9
発行所: 東京書店株式会社