「ずーっとずっと 本はともだち」偕成社が創業90周年!記念復刊や展覧会など豪華企画が目白押し

児童書出版の名門・偕成社が2026年に創業90周年を迎えます。「ノンタン」や「はらぺこあおむし」など数々のロングセラーを送り出してきた同社が、感謝を込めて記念復刊や新作の刊行、さらには大規模な展覧会や書店フェアを開催。世代を超えて愛される「本との出会い」を届ける特別な1年の企画を詳しくご紹介します。


世代を超えて愛される児童書出版社、偕成社の90年

「ノンタン」シリーズ、『はらぺこあおむし』、『からすのパンやさん』……。子どもの頃に夢中になって読み、今では自分の子どもや孫に読み聞かせている。そんなロングセラー作品を数多く手がけてきた児童書の老舗出版社・株式会社偕成社が、2026年11月3日に創業90周年を迎えます。

1936年の創業当初は一般書も刊行していましたが、戦後まもない1945年に児童書専門の出版社として再スタート。社名の「偕成」には「偕(とも)に成(な)る」という願いが込められており、約1世紀にわたり子どもたちの成長と歩みを共にしてきました。

この大きな節目を記念し、偕成社は「ずーっとずっと 本はともだち」というキャッチフレーズを掲げ、読者への感謝を込めた数々の特別プロジェクトを始動させます。

名作が蘇る!ファン待望の「創業90周年 記念復刊」

今回の周年企画で最も注目したいのが、復刊を望む多くの声に応えた記念復刊プロジェクトです。

第1弾:五味太郎の名作絵本(2025年12月発売)

世界的に人気の絵本作家・五味太郎氏が1980年代に発表した3作品が、装いも新たに蘇ります。

『いちばんはじめに』

一日を全力で楽しむ子どものエネルギーと愛情に溢れた一冊。

『ちびすけきらきら』

太陽の代わりに光る「ちびすけ」を皆で見守る、ひたむきさが眩しい物語。

『おめんであそぼうよ』

お面遊びを通じて現実と空想が入り混じる、五味節全開の少し刺激的な名作。

第2弾:自分らしさを応援する本(2026年4月下旬発売予定)

さらに春には、「ひとまねこざる」のH. A. レイが絵を手がけた『ポケットのないカンガルー』や、どいかや氏の『みけねこキャラコ』など、個性を大切にする心に寄り添う作品が復刊予定です。

未来を創る子どもたちへ。記念刊行と新たなメッセージ

復刊だけでなく、今の時代だからこそ届けたい新刊の準備も進んでいます。その一つが、世界的な霊長類学者・山極寿一氏と画家・あべ弘士氏による新作(タイトル仮:『ぼくたちは、あらそうために生きるのか?』)です。700万年前に誕生した人類が、なぜ互いに理解し合おうとしてきたのか。平和な未来を願う希望のメッセージが、子どもたちの心に種をまきます。

全国の書店と展覧会で「本との出会い」を体験

90周年の祝祭は本の中だけにとどまりません。リアルな体験の場も全国で展開されます。

書店フェア「ありがとう!偕成社90周年 未来へつづくロングセラー絵本フェア」

全国1300以上の書店で、1960年代から現在までの主要ロングセラーが一堂に会するフェアを開催。さらに、紀伊國屋書店新宿本店や梅田本店では、同社が選りすぐった「偕成社の90冊」が全て並ぶ大規模なフェアも予定されています。

特別展覧会「ずっとつながる えほんの世界 ――偕成社 子どもの本展」

2026年6月20日から8月30日まで、神戸ファッション美術館にて開催。貴重な原画や資料の展示、グッズ販売が行われ、絵本の世界を全身で感じられる空間となります。

SNSキャンペーンで「偕成社の福袋」をゲット!

デジタルでも楽しみが広がっています。公式Instagramでは「#偕成社90周年」のハッシュタグキャンペーンを実施中。偕成社の本と一緒に撮った写真を投稿すると、抽選で20名に豪華「偕成社の福袋」が当たります(応募締切:2026年1月25日)。

「本との出会い」が作る温かな時間を次世代へ

代表取締役社長の今村雄二氏は、「親子で本を開くあたたかな時間は、いつの時代も変わらないかけがえのないもの」と語ります。情報が溢れ、環境が目まぐるしく変わる現代だからこそ、心の拠り所となるような良質な作品を出版し続けるという強い決意が、今回の90周年企画には込められています。

特設サイトもオープンし、今後も続々と最新情報がアップデートされる予定です。かつて子どもだった大人も、今まさに成長している子どもたちも、偕成社の90周年を通じて、一生の宝物になるような「本との出会い」を体験してみてはいかがでしょうか。

ずーっと ずっと 本はともだち - 創業90周年|偕成社

https://www.kaiseisha.co.jp/special/90th/

2026年、偕成社は創業90周年をむかえます。90周年を記念した新刊刊行や復刊、年代ごとにえらんだ「偕成社の90冊」の紹介などをしています。


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