四谷に誕生!オフィスと書店・イベントスペースが融合した新拠点「YOTSUYA BOOKS」が11/1オープン

街の書店が消えゆくなか、四谷に新たな挑戦!スタンダーズ株式会社がプロデュースする「YOTSUYA BOOKS」は、出版社オフィスと書店、イベントスペースが融合した複合空間として11月1日にオープン。書籍の独占販売やイベント動画配信なども行い、新たな文化発信拠点を目指します。


四谷に誕生!オフィスと書店・イベントスペースが融合した新拠点「YOTSUYA BOOKS」が11/1オープン

スタンダーズ株式会社は、2025年11月1日より、出版社としてのオフィス機能と、新たな書店部門である「YOTSUYA BOOKS(書店とイベントスペース)」を融合させた、独自の複合空間を東京・四谷に誕生させます。JR線四谷駅から徒歩4分ほどの場所に位置するこの新拠点は、地域に新たな人の流れを生み出し、活気を取り戻すことが期待されています。

近年、全国各地で街の書店が姿を消していますが、かつて3軒の書店が存在した四谷の街も例外ではありませんでした。そうした現状に一石を投じる新たな試みとしてオープンするのが「YOTSUYA BOOKS」です。置いている本のラインナップは現在模索中ですが、スタンダーズ社の刊行物に加え、他社の書籍も幅広く展開していく方針です。また、年内には古書も取り扱う予定で、A4サイズの大型本から文庫本まで、ジャンルを問わず読者の好奇心に応える「小さな書店」を目指します。

この空間の最大の特徴は、書店スペースの脇に編集部が併設されている点です。パーテーションで仕切られた空間で編集部員が日々作業しており、訪れた読者は、本に関する問い合わせなどを直接スタッフに尋ねることが可能です。出版社が運営する書店ならではの、本とのより濃密な出会いが生まれる場となりそうです。

YOTSUYA BOOKSは、単なる販売スペースに留まりません。スタンダーズ社の書籍関連イベントはもちろん、新刊発売記念イベント、サイン会、テクニカルなセミナーなど、多くのイベントを積極的に開催していく予定です。さらに、スタンダーズ社関連以外のイベントも広く募集しており、他の出版社や出版業界関係者からの企画持ち込み、イベントスペースの貸出も歓迎しています。イベントの模様は、当日都合がつかなかった方や地方在住者向けに、積極的に動画でアーカイブ配信される予定で、全国に向けた文化発信の拠点としての役割も担います(機材が揃い次第ライブ配信も進められます)。

また、ここでしか手に入らない「独占販売」の本が展開されるのも大きな魅力の一つです。一般の流通に乗らない小部数の本やZINEなどを扱っていく予定で、その第一弾として、官能小説アンソロジー本『艶想』(えんそう)の紙媒体版が11月1日のオープン同日より発売されます。元々は電子版が主だった同作を、表紙や本文の紙の風合い、ページをめくるワクワク感など、紙書籍ならではの良さを味わえる形で提供します。

正式オープンは11月1日(土)ですが、プレオープンイベントとして、10月25日(土)には写真集『乙女グラフィー』のトークショー「フィルムカメラで残す、あのときだけの姿」が開催されます。写真家・山本春花氏と、俳優の根矢涼香氏、佐藤京氏の3名による貴重なトークショーはチケットがPeatixで発売中です(定員20名、アーカイブ配信なし)。お早めのチェックをおすすめします。

YOTSUYA BOOKSを運営するスタンダーズ株式会社は、2010年に創業した出版社です。モバイル・PC、ビジネス、投資、ゲーム、趣味・実用など多岐にわたるジャンルの本を出版しており、特にスマホやタブレットの解説書や、ユニークな旅行誌『ワンダーJAPON』、マインクラフトを中心としたゲーム書籍などで広く知られています。


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