株式会社スコップ(スコップ・スクール)と株式会社大垣書店は、子どもたちが書店の売場を企画・デザインするコラボレーション企画「こども書店プロデュース」を、2026年2月より京都・滋賀エリアの大垣書店5店舗で開催します。
これは、デジタル化が進む現代において減少している子どもたちの読書習慣や書店来店機会を増やし、「偶然の出会い(セレンディピティ)」から得られる読書体験の楽しさを育むことを目的としたプロジェクトです。

選書から売場運営まで、すべて子どもたちが実践
地域・教育・クリエーティブを結ぶ新しいムーブメントへ
本企画では、子どもたち(対象:小学生~中学生)が、スコップ・スクールでの学びを活かし、書店の一つの棚をプロデュースします。
プロジェクト型学習(PBL)として、単に本を選ぶだけでなく、「なぜこの本を大人に読んでほしいのか」「どう展示すれば興味を持ってもらえるか」といった問いに向き合い、選書、売場コンセプト設計、レイアウトデザイン、POP・ポスター制作、そして1か月間の売上目標達成まで、一連のプロセスを実社会で実践します。
子どもたちはこの過程で、「視点を変える」「発想を深める」「言語化して伝える」「他者と協働する」といった、社会で活きるクリエーティブなスキルをプロフェッショナルから学びます。

この「こども書店プロデュース」は、子どもにとって学びの機会となるだけでなく、保護者や地域の人々がその成果を体験することで、読書を中心とした交流を広げ、地域と書店をつなぎ直す役割も担います。
【開催概要】
テーマ:「こども書店プロデュース」
対 象:小学生~中学生
期 間:2026年2月1日(日)~2月28日(土)の1か月間(プロデュース活動は9月から開始)
店 舗:大垣書店5店舗(イオンモールKYOTO店、イオンモール京都桂川店、イオンモール北大路店、フォレオ大津一里山店、ブックパル山科店)
大垣書店での取り組みを皮切りに、今後は茨城・岩手など他地域の書店への展開も予定しており、「地域 × 教育 × クリエーティブ」を掛け合わせた新しい学びの形を全国に広げ、読書文化を再生する継続的なムーブメントに育てていくとしています。
スコップ・スクールとは?
スコップ・スクールは、株式会社スコップが運営する「クリエーティブ探究スクール」です。「社会で活きる創造力=答えのない世界で答えを自分でつくりだす感性と力」を育むことを目的に、プロフェッショナルの知見やクリエーターの発想を掛け合わせたプログラムを提供しています。
【スコップ・スクール】 https://schopschool.jp/
子どもたちは、正解のない問いに挑戦し、情報をもとに考え、仲間と協働し、試行錯誤を繰り返す中で、
・視点を広げる
・発想を深める
・言語化する
・チームで実現する
といった力を育んでいきます。
スコップ・スクールで培った力を実社会で発揮する機会となります。なお、「こども書店プロデュース」に参加するには、以下のURLからお申し込みをいただけます。教室によって、実施日時が異なりますので、最寄りの教室をご選択ください。
【こども書店プロデュース申込フォーム】https://pro.form-mailer.jp/lp/93f4b6d2339085

