小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:吉田直樹)は、保護者と子どもに向けたコンテンツ「夏休み! 日記のすすめ」を7月15日にウェブサイトにて公開しました。

「夏休み! 日記のすすめ」は、毎年恒例となった、夏休みの保護者と子どもに向けたコンテンツ「みつむら子育て応援特集」の中の新企画です。「書くこと」の習慣化につながるだけでなく、何気ない日常の中の特別な一瞬に気づかせてくれる日記は、後になって振り返っても楽しい記録です。夏休みなどの長期休みは、日記を始めるよい機会でもあります。そこで今年は、日々の日記を書き続け、日記エッセイの著書ももつエッセイストの古賀及子さんに、日記のよさ、楽しく続けるヒントを教えていただきました。古賀さん流のヒントを手がかりにしながら、子どもたちには、日記を書くこと、ひいては短い文章を書くことの楽しさを感じてもらえたらと思います。

夏休み! 日記のすすめ | みつむら子育て応援特集 | みつむら web magazine | 光村図書出版
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/kotoba-to-manabi/kosodate-ouen/2025-summer長期休みは日記を始めるチャンス。日々の日記を書き続け、日記エッセイの著書ももつエッセイストの古賀及子さんに、日記のよさ、楽しく続けるヒントを教えていただきました。
■前書き
記事の中から、試し読みとして、前書きの部分をご紹介します。
私は日記を書くのが大好きです。
日記を書いていると、どんどんわくわくしてきます。書き終わると、今日も書けたことがうれしくて、いてもたってもいられなくなって、毎日走り出しそうです。
なにがそんなに楽しくて、どうしてそんなに好きなのか、自分ではちょっとよくわからないんです。
でも今日は、「日記が宿題で出たけれどうまく書けないな」、「続けて書きたいのにすぐにやめちゃうんだよな」、そう感じている方に向けて、楽しく書くにはどうしたらいいか考えてみました。
日記が好きで、すでに楽しんで書いている人は、気にせずどうかこれまでどおりの自分の方法を大切に! これは、書けない人へのヒントです。
■記事内容のラインアップ
内容のラインアップをご紹介します。
・日記を書くと、自分が自分でしかないことがよくわかる
・よく見て、よく聞いて、そのまま書こう
・ひとつのことを書いてみよう、わざわざ書こう
・書くために、何かを思わなくていい
・文を書くのはおもしろく、そうして頼もしい
古賀さんの優しく語りかけるような記事をヒントに日記を書いてみることで、ぜひ、自分だけの毎日、自分だけの言葉を見つけていただけたらと思います。
著者プロフィール
古賀 及子(こが・ちかこ)
1979年東京都生まれ。2003年よりウェブメディア「デイリーポータルZ」に参加。
2018年より、はてなブログ、noteで日記の公開を始める。
著書に、日記エッセイ『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』『おくれ毛で風を切れ』(ともに素粒社)、エッセイ『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)、『おかわりは急に嫌 私と「富士日記」』(素粒社)など。近著に『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)。