​​2025年7月19日(土)より、トキワ荘通り昭和レトロ館(東京都豊島区)で【連載50周年記念特別展「さいとう・たかを サバイバル」 生き抜く力を、すべての人に。】(主催:株式会社T.S工房、共催:豊島区、一般社団法人マンガナイト、制作:レインボーバード合同会社 協力:株式会社さいとう・プロダクション)を開催します。​

​◆『サバイバル』とは​

『サバイバル』は、劇画家さいとう・たかをが1976年から1978年にかけて、「週刊少年サンデー」(小学館)誌上にて連載した作品です。今を去ること50年前、そして日本が戦後初めて経験した大地震・阪神淡路大震災の20年前に描かれた本作は、中学生の主人公サトルが、突然の大地震により荒廃した日本で、たくましく生き抜いていく物語です。

STORY

中学生の鈴木サトルは友人たちと洞窟探検をしていたが、突然、巨大地震に襲われる。

友人とはぐれた彼が外へ出てみると、地形は激しく変化し、陸続きだったはずの場所が周りを海に囲まれた小さな島になっていた。

たった一人になってしまったサトルは、家族に再会したいという強い想いから、知識と知恵を振り絞り、失敗や経験を積み重ねて、生き残る方法を模索し実践して身につけてゆく――。

​◆作品情報

1976 年から1978 年にかけて「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載。

2011 年にNHK-FM にてラジオドラマ化。2015 年にリメイク作品『サバイバル~少年S の記録~』(作画・宮川輝)がマンガボックスにて連載。

現在、電子書籍版がリイド社より発売中。

2025年は連載開始から50周年にあたる。

サバイバル 1巻 Kindle版

¥ 615

大地震で、文明がもろくも崩れ去った中で、サトル少年のサバイバルが始まった。 ただ一人、荒野をさすらうその行く手に待ち受けているのは生か死か…。過酷な少年の運命を通して、文明を失った現代人の理性と本能を描いていく。 大地震は現実に起こりうる。あなたは生き抜くことができるだろうか?

​◆展示を通して伝えたい「生き抜く力」​

本展では、『サバイバル』作中でサトルが辿った道のりやその行動を通して、彼がどのように過酷な状況を生き抜いていったのかを振り返ります。また、「さいとう・プロダクション」での分業制作体制の確立がもたらした成果としての、精緻で迫力溢れる作画の数々を、複製原画にて観覧できます

混沌を極める国際情勢、世界的なパンデミック、気候変動、相次ぐ自然災害――。

いまを生きる私たちにとって、「サバイバル(困難な状況を生き抜くこと)」は、決してフィクションの事象ではなく、ごく現実的な概念として、つねに頭の片隅にあるものとなっています。

震災がもたらす数々の困難に見舞われながら、決して希望を捨てず、自らの「生き抜く力」を信じて歩んだサトルの姿は、連載開始から50年を経た今こそ、私たちひとりひとりに、大きなヒントを与えてくれるはずです。

​​◆基本情報​

【タイトル】

​ 連載50周年記念特別展「さいとう・たかを サバイバル」生き抜く力を、すべての人に。​

​​【展覧会会期】

​ 2025年7月19日(土)〜10月13日(月・祝)​

​​  ※月曜日休館(祝日の場合は翌平日休館)​

​​【開館時間】

 13:00〜18:00(入館は17:30まで) ​

【会場】

トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)1F多目的室1​

​​ 東京都豊島区南長崎3-4-10​

【アクセス】

​ 西武池袋線 椎名町駅・東長崎駅より徒歩約13分​

​​ 都営大江戸線落合南長崎駅より徒歩約8分​

​​ 都営バス 南長崎二丁目より徒歩3分​

【観覧料】

 無料​

【主催】

株式会社T.S工房

​​【共催】

豊島区、​一般社団法人マンガナイト

​​【制作】

 レインボーバード合同会社​

【協力】

 株式会社さいとう・プロダクション

【キービジュアル/広報物デザイン】

 奥田奈保子(NiNGHUA)

​​【お問い合わせ先】

一般社団法人マンガナイト 070-5019-4965(共通)

​◆50周年記念特設ウェブサイトも公開​。50周年記念企画も

『サバイバル』連載50周年を記念して、特設ウェブサイトが公開されました。

ウェブサイトでは50周年記念特別展の情報をはじめ、原画の画像で第1話を読むことができる試し読みページ、関連書籍やオリジナルグッズの紹介、などさまざまな企画ページが閲覧できます。

今後も、展示開催とともに作品に関するクイズコーナーが公開予定であるほか、50周年に関するニュースを順次掲載予定です。

『サバイバル』連載50周年記念特設ウェブサイト

https://survival-satoru.live/


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